スペシャルゲスト | 松岡醸造(埼玉) 松岡様 |
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放送日時 | 2019年2月14日(木)20時30分 ~ 20時55分 |
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再放送日時 | 2019年2月18日(月)7時30分 ~ 7時55分 |
松岡醸造について 公式HP | ||
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創業 |
1851年
黒船来航の2年前、新撰組が出没した時代に、埼玉県小川町で酒造りを始め、もうすぐ創業170年を迎えます。 初代の松岡祐エ門の実家は新潟中頸城にあり、古くから造り酒屋の家柄でした。 そして、より良い酒造りを求めて、造りの条件が揃った小川町に、新潟から蔵ごと移築し酒造りを始めました。 |
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地域 | 埼玉県比企郡小川町 | |
代表銘柄 |
・帝松(みかどまつ) 「帝」は国の頂点を表し、「松」の変わらぬ緑は繁栄のシンボルというところから、「繁盛が永遠に続きますように」と願いつけられた名称です。 ・社長の酒 発売開始してから50年ほど経っており、名前の由来は元々鑑評会出品用として造られ、蔵の社長しか飲むことができなかったことからこの名前が着きました。今では出世酒として広く親しまれております。 ・MIKADOMATSUシリーズ |
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仕込み水 |
仕込み水は地下130Mから汲み上げた荒川系の伏流水を加工せずそのまま使用しており、
硬度は127㎎/lと、無加工の日本酒の仕込み水としてはトップクラスの硬水です。 石灰岩を多く含む秩父山系の山を数十年かけて流れてくるこの水は、硬水ですが鉄分をほとんど含まず、 代わりに酵母の発酵を促すカルシウム分などのミネラル分を多く含んでおります。 これを用いて前述の通り、低温発酵タンクで醸すことで香りを出しつつ、 この水の元々持つ特有のまろやかな味わいと深み、後味のキレを出すことができます。 |
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特記事項 |
【 帝松 大吟醸 】IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2018にてGOLD受賞。 |
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酒蔵のある地域について |
小川町は埼玉県とはいえ山に囲まれており、特に弊社は山からの冷気が下りてくるため、冬の朝は-8℃まで冷え込みます。 気候と水は酒造りに適しており、昔から多くの酒蔵が密集している地域でした。 ユネスコ無形文化遺産にも登録された和紙「細川紙」はもちろん、絹織物等も盛んで、江戸からも近く、 商人の通り道でもあったため宿場町としても栄えておりました。 そこでは当然お酒も多く必要とされ、「関東灘」の異名を持つほど昔から酒造りが盛んでした。 |
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特徴やこだわり |
発酵温度のコントロールです。 弊社で使用している仕込み水はミネラル分を多く含み、酵母の発育を促進してくれます。 しかし香りを出すためには冷やして酵母を飢餓状態に追い込む必要があるのですが、 温度を下げすぎてしまえば発酵がストップしてしまうため、温度コントロールが重要となります。 そのため弊社では低温発酵タンクを用いて狙った温度に確実になるよう、コンピュータで制御しております。 とはいえ温度を決めるのはもちろん杜氏のため、過去のデータや経験が大事になってきます。 |
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