スペシャルゲスト |
酒蔵 藤﨑摠兵衛商店(埼玉県) 代表取締役社長 尾坂様、穐池様、不破様 |
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放送日時 | 2019年6月13日(木)20時30分 ~ 20時55分 |
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再放送日時 | 2019年6月14日(金)17時00分 ~ 17時25分 |
藤﨑摠兵衛商店について 公式HP | ||
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創業 | 1728年 | |
地域 | 埼玉県秩父郡長瀞町 | |
代表銘柄 |
純米酒・長瀞 純米吟醸酒・長瀞 純米大吟醸酒・長瀞 無濾過原酒 にごり酒 いちごのお酒 |
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仕込み水 |
もともと、代々藤﨑摠兵衛商店が寄居にあった時代から使い続けてきた風布の天然水。 風布の天然水は、日本名水100選にも選ばれた清冽な名水です。 現在は寄居風布ではなく、長瀞風布から取水していますが、埼玉の農業を、埼玉の水で醸すことで、 最高の酒を作る、ということをポリシーとしています。 特徴は埼玉の渓流を連想させる、さらりと流れるようなすっきりとした酒に仕上がっています。 香りは穏やかで、みずからが強く主張するのではなく、料理に寄り添っていくようなイメージです。 |
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特記事項 |
【 創業からの歴史 】 創業者・藤﨑宗兵衛光重は、滋賀県猪田村(現蒲生郡日野町猫田)の出身。 その類い稀なる商才と目利き力によって全国に名を馳せた“近江商人”の家に生まれ、育ちました。 彼らの一番の特徴は、湖東、八幡、高島、日野などの地域ごとに、 それぞれが得意とする異なる商品を取り扱っていたということ。 そして、藤﨑家のあった日野地域の主力商品は「清酒」でした。 日野商人は、卸・小売業に特化せず、北関東地方の街道沿いを中心に行商を重ねながら徐々に商店を設置。 主に清酒の製造・販売を行いました。 当時の日野地域には2つのグループがあったといいます。 ひとつは村の中心部に分家別家関係の同族で形成された「日野屋」。 もうひとつは、西方にある北比都佐村(きたひつさむら)の「十一屋」。 こちらは藤﨑家、田中家、北西家などの十一の地縁グループが共通の屋号を使用し、組織化されました。 日野屋は埼玉県東部から栃木県にかけて商売を展開。 対して、十一屋の藤﨑摠兵衛商店は群馬県から埼玉県北西部にかけての中山道沿いに進出。 群馬の鬼石と埼玉の寄居に酒蔵を構えました。 【 近代の歴史 】 創業290年という埼玉屈指の老舗酒蔵である藤﨑摠兵衛商店。 もともとは群馬県の鬼石、その後しばらくの間は寄居にありましたが惜しまれる中、2014年に酒造りを休止。 2018年に埼玉で一番とも言える自然豊かな観光地・長瀞に「長瀞蔵」を新たに創り、 「日本酒醸造研究所」として酒造りを再開しました。 |
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酒蔵のある地域について |
埼玉屈指の景勝地です。有名なところは、地質学発祥の礎となった場所「長瀞の岩畳」。 この長瀞(荒川)の流れを船で楽しむ「長瀞ラインくだり」や 関東でも希少な天然氷を使ったかき氷を楽しめる阿佐美冷蔵さん、 そして、グリーンミシュランに埼玉で初めて掲載された「宝登山神社」があります。 長瀞は冬は蝋梅、春は桜やハナビシソウ、また秋には広大に広がる紅葉が楽しめ、毎年多くの観光客で賑わう場所です。 |
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特徴やこだわり |
『技で磨き、心で醸す』藤﨑の精神 埼玉の素材だけで醸した酒で、多くの方に喜んでいただけるような 「埼玉に冠たる純米酒、世界に冠たる純米酒」を目指しています。 長瀞蔵のテーマは「オール埼玉」。仕込みに使う水は、 昭和の名水百選に選ばれた日本水の風布地区に湧き出す天然水。 米は埼玉初の酒米となる「さけ武蔵」を中心に、食用米としても名高い「彩のきずな」を使用。 さらに酒を醸す蔵人や杜氏も埼玉出身という原料から蔵人まで埼玉です。 「さけ武蔵」は繊細で扱いが難しい酒米と言われておりますが、そこが楽しみです!あえて挑戦しています。 純米酒から吟醸、大吟醸と、いまではコンクールでの受賞を目指し、皆さんに認めてもらおうと奮闘しています。 |
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販売 | 現在は蔵に併設したショップのみで販売しています。 |
収録場所 |
救急戦隊ゴーゴーファイブで巽ショウ役を演じていた、俳優の原田篤さんが経営するミュージックバー G-Trip- AKASAKA 様に会場のご協力をいただきました。 詳細はこちら |
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