スペシャルゲスト | 酒蔵 岩瀬酒造(千葉県) 住吉様 |
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放送日時 | 2019年8月22日(木)20時30分 ~ 20時55分 |
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再放送日時 | 2019年8月23日(金)18時00分 ~ 18時25分 |
岩瀬酒造について 公式HP | ||
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創業 | 1723年 | |
地域 | 千葉県夷隅郡御宿町 | |
仕込み水 |
蔵から10分程で「月の沙漠」と命名された御宿海岸が拡がっています。 蔵の仕込み水は、海岸に近いため地下水が貝殻層を通り、「硬度13~15」と日本国内でも硬度が高い水です。 カルシウムやマグネシウムが多いと養分が多く発酵が旺盛します。 硬度の高い水を使用し「山廃酛」で仕込みをすると、旨味のある濃醇で酸のしっかりしたお酒になります。 |
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特記事項 |
創業は、享保8年(1723年)と伝えられ、代々当主の副業的に受け継がれて来ましたが、大正時代より本格的に酒造りに力を入れ、
昭和22年全国清酒鑑評会で首席を受賞したこともあります。 現在の岩瀬能和は、11代目になります。 先代の禎之氏(故人)は、戦前から海女を撮り続け、毎日新聞社主催の展覧会で、「総理大臣賞」を受賞した写真家でもありました。(代表作:写真集「海女の群像」) 茅葺き屋根の母屋の梁は、慶長14年(1609年)に御宿沖で難破したサン・フランシスコ号の帆柱が使われています。 一隻のガレオン船が御宿沖で座礁し、多数の乗組員が浜に漂着しました。 船名は「サン・フランシスコ号」、フィリピンの臨時総督の任務を終えたドン・ロドリゴを長とする総数373名は、 フィリピンからノビスパン(スペイン領メキシコ)へ向かう途中でした。 56名は帰らぬ人となりましたが、残る317名は岩和田(現・御宿町)村民に救助されました。 この時村人は大いに同情し、凍えた異国の遭難者を海女たちは素肌で温め蘇生させ、夫の着物や、食糧を惜しみなく提供したと伝えられ、 これが日本とスペイン・メキシコの修好の契機となりました。 徳川家康の時代から400年の時が今も流れています。 |
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特徴やこだわり |
岩の井の酒質の特徴である、米の旨味を引き出すために「山廃仕込み」にこだわり、現在、全体仕込み量の三分の二以上を「山廃仕込み」で醸しています。
大吟醸を除けば原料米のほとんどを千葉県産にこだわっています。 春先に仕込が終わり新酒が出来上がると今度は第二の仕込みと言われる貯蔵に入ります。 新酒の荒々しさが夏を越し秋には落ち着いたお酒になります。一年経ち三年経ち五年経ち十年経ち二十年三十年経ち長期の熟成により古酒になります。 岩瀬酒造では、昭和5年(1930年)より吟醸酒を醸造し、数々の賞を受賞しました。 鑑評会の出品酒は技術向上を目的としており現在のように販売はしていませんでした。そのお酒が蔵の中で眠りにつく事になります。 そして十年後に試飲してみると、新酒とは違う色・おだやかな心地よい絡み合った香り・旨味に幅があり、まろやかで膨らみがある素晴らしいお酒になっていました。 その後少しずつ貯蔵し、昭和40年代から本格的に貯蔵するようになり現在に至っています。 心が豊かになれる『岩の井・古酒』。 |
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収録場所 |
日本百貨店さかば 様 JR東京駅八重洲南口より徒歩3分 ご当地グルメと日本酒がうまい居酒屋 日本百貨店さかば 詳細はこちら |
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